日本史は、ただ難しい用語をたくさん覚えれば点がとれるという科目ではありません。それよりも、標準的な用語を完璧におさえて時代ごとの流れを把握することで、試験で十分合格点はとれます。たしかに難関大学では教科書や用語集にのっていなかったり、のっていても欄外に小さくのっているだけだったりする用語が出題されるということはあります。しかし、受験生の目的は合格することであって満点をとることではありませんので、難問を落としたところでまわりの人もできないということを考えると、合格点をとるのに何の支障もありません。しかも、難問の領域は標準問題の範囲と違って広すぎて、と同時に出題率が低いので、これをマスターしようとするのは明らかに効率の悪い勉強方法になってしまいます。したがって、前にも述べたとおり、標準レベルの問題を確実に解けるようにして、さらに余裕があるならば、応用レベルの問題を解けるように勉強してください。ただ、標準・応用・難のそれぞれのレベルを区別するには、問題や設問ごとにレベルを表している教材を使用しなければなりません。