目の下のたるみ治療は、余分な皮膚の除去を行わず、眼球中央部で下眼瞼下に5ミリ程度の横切開を加え、そこから脂肪のみを取り除くことでたるみを改善するものである。リブロー医師の意見では皮膚除去を行わなくても、余分な皮膚は収縮するとのことで良好な結果を得ている。この治療で懸念される下眼瞼の外反(いわゆるあかんべ)が起こらないので、リスクのない手術として注目するに値する。当院でも結膜面からの治療で良好な結果を得ている。ポルトガルの物価は安く、風光明媚で、大変居心地のよい国である印象を得た。米国主流の医学とは一味違った観点で行われている美容医学に触れることができ、大変興味深かった。それも経済大国には迎合しない、ポルトガル人の国民性に根付いた独自の文化によるのだろう。戦後、米国に追従して形成された日本文化も、今世紀はヨーロッパやアジア近隣諸国とより国際交流を深めることによって、独創性のあるものにしてゆく必要性を感じた。